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展望席のあるロマンスカーGSE(70000形)の運転席はどこにあるの?

小田急電鉄ロマンスカーと言えば、新宿と箱根湯本をつなぐ特急列車です。千代田線の北千住から乗り入れる場合や、片瀬江ノ島や御殿場に行くものもありますが、基本は新宿ー箱根湯本で有名ですよね。

 

さて、そのロマンスカーですが、現在、何種類の車両が走っているのかご存知ですか?

 

ロマンスカーのラインナップ<2022.05現在>

現在はこちらの4種類の車種が活躍していますよ。

GSE(70000形)

MSE(60000形)

EXEα(30000形)

EXE(30000形)

 

その中で、一番新しい車種が「GSE(70000形)」です。展望席のある美しいフォルムで、今やロマンスカーと言えばこの車種ですね。

 

 

先頭車両の前面窓は大型の1枚ガラスで側面の窓ガラスも大きいので、乗客は存分に風景を楽しめます。

でもこの外観を見て、ふと思うことはありませんか。そうです。あれ、運転手さんってどこにいるのかな?もしや東京を走る「ゆりかもめ」のように自動運転?

 

いえいえ、ちゃんと運転手さんはいますよ。

 

「優雅な超特急」GSEの運転席はどこにあるの?

展望席の上に視線を上げてみてください。見えづらいですが、そこもガラス窓になっていますよね。雨粒を避けるためのワイパーも見えます。なんと、ここが運転席なのです。ロマンスカーは2階建てになっていて、2階部分が運転席なんですね。

ちなみにどこからこの2階の運転席に行くのかと言えば、先頭車両の展望席付近の天井からタラップが下りてくるんです。これを昇って運転席に入るわけですね。見た目通りに天井が低いので、席までの通路は立って歩くことが出来ず、ハイハイで進むのだとか。運転手さんもなかなか大変です。いつも優雅な旅の提供、ありがとうございます。

 

GSE(70000形)について

◆名称:GSE

Graceful Super Express(グレイスフルスーパーエクスプレス)の略。

優雅な超特急という意味です。箱根につづく時間(とき)を優雅に走るロマンスカーというコンセプトで作られたそうです。

 

◆就役:2018年3月

現時点(2022.05)で一番新しい車種です。

 

◆車体の色

薔薇色を基調とした「ローズバーミリオン」です。バーミリオンは朱色という意味ですね。側面は、ロマンスカーの伝統色の「バーミリオンオレンジ」の帯があります。

 

以上、ロマンスカーGSE(70000形)のご紹介でした。いかがでしたでしょうか。今度ロマンスカーの車体を見ることがありましたら、ぜひじっくりと眺めてみてくださいね。

 


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