2018年4月に国立がん研究センターが発表した研究結果によると、大根を多く食べた人とたまり食べない人を比べると、心疾患での死亡リスクが約3割低く、脳血管疾患の死亡リスクも約2割低い、そうなんです。
これはどういうことかと言えば、大根のイソチオシアネートという成分によるもののようです。イソチオシアネートは、血管の老化や動脈硬化の予防改善にとても役立つ成分だからなんですね。
親族を心疾患と脳血管疾患で亡くしてばかりの私としては、要注目の研究結果です。
大根を食べよう!出来ればすりおろして加熱せずに食べよう!
でも、ただ大根を食べれば良いというわけではありません。イソチオシアネートを効率よく食べるにはいくつかコツがあります。
①すりおろすことで、イソチオシアネートが1・8倍に!
大根をすりおろすと大根の細胞が壊れて、イソチオシアネートが大幅にUP!するので、必ずすりおろしましょう。
すりおろした大根は冷凍保存出来るので、小分けにパックして冷凍保存しておくと使い勝手が良いですよ。離乳食の小分けパックに入れて冷凍すると中身を取り出しやすいので、オススメです。凍ったあとは、パックから出してビニール袋に入れて、また冷凍庫に入れておくと、さらに使いやすいです。ちょっと常温に置いておくとすぐに使えますよ。
そして、ついでに私が使っている電動の大根おろし器をご紹介。手で大根をおろすのって結構面倒なので、私はいつも電動で大量におろして、大量に冷凍しておきます。手でおろすと力がいる上に、最後のほうが少し危なくて怖いんですよね。
電動は楽で本当に便利です!お掃除もスプレー式の食器洗い洗剤をかけておくだけで、お手入れも楽々です。
②イソチオシアネートは熱と酸に弱い!
イソチオシアネートは、炒めたり、煮たり、塩漬けにすると、減少してしまうそうなので、すりおろしは生のまま食べましょう。
そうなると、割と食べ方が限定されてきますね。
私の個人的なオススメはお肉を焼いて、大根おろしとポン酢でいただくことです。ハンバーグでもOK。相性抜群ですよね。
あとは、オムライスを和風餡かけにして、そこに大根おろしをトッピングするのもとても美味しいと思います。
番組では、最適な食べ方はみぞれ鍋と紹介されていましたが、冬に限定されてしまいそうな気がするので、他にも色々な食べ方を見つけたいものですね。
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